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60代からの予防
年齢を重ねると体力や免疫力が低下して、全身疾患も起きやすくなります。歯周病を悪化させると、細菌が血液を通して全身に回り、全身疾患を引き起こしたり症状を悪化させたりすることが指摘されています。
健康な生活は歯の健康を守ることから始まります。今まで以上に、お口の中と全身の健康を意識した口腔ケアを心がけましょう。
長寿の秘訣は健康な歯
高齢者を対象にした残歯本数の調査を見ると、20本以上の歯が残っている人は、60歳代で80%、80歳代では40%と、年齢を重ねるごとに残っている本数が少なくなる傾向にあることがわかります。歯周病によるものと思われがちですが、根の病気や歯根破折などが原因となっているケースも少なくありません。
ご自身の歯で食べ物を食べられることが、長寿の秘訣です。PMTCで歯ぐきの状態を安定させて歯周病を改善したり、定期検診で根の状態を確認して適切な処置を受けたりして歯を長持ちさせましょう。