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歯に対する誤解が不満を生む
もしあなたが『痛いから、詰め物が取れたから、歯科医院へ行って治してもらったらいい』と思っているのであれば、今後どの歯科医院に行っても、もう満足することはできないでしょう。
「なぜ治療に何回もかかるの?なぜ1回で終わらないの?」
「治療が終わったのに、なぜまた検診に来てくださいと言われるの?」
「なぜ行った日にすぐ診てくれないの?なぜ予約制なの?」
「なぜ、治療したところが悪くなるの?」
こうした、歯科に対するさまざまな疑問や不満がたくさんあると思います。ですがその多くは『日本人が歯について誤解をしている』ことが疑問や不満の原因となっています。
医科と歯科では、治療に対する考えがまったく違う
・鼻水が出るから耳鼻科へ行って治してもらおう
・目が腫れているから眼科へ行って治してもらおう
・カゼをひいてしんどいから内科へ行って治してもらおう
『何か症状が出たから、病院に行って治してもらおう』こんな感じで歯科に行こうとするので、先ほどの疑問や不満が生まれるのです。
多くの方は『治療=元どおりになる』と思っているでしょう。ですが、歯科の場合は『治療≠元どおりになる』なのです。治療をしても、元どおりには決してなりません(『治療=元どおりにはならない』)。
歯科での治療は『治療≒修理』が正しい
虫歯になって「絆創膏を貼って、じゃあ治るまで待ちましょう」とはなりません。虫歯になれば、バイ菌で汚染された部分を取り除き、その部分に歯に代わる材料を詰めて歯の形状に戻し、噛めるようにします。これは、元どおりに戻している訳ではなく、修復している、修理しているということです。
車や家電製品を思い描いてください。故障したら、すぐ修理できるときもあれば、時間がかかるときもあると思います。歯も、虫歯が小さければ1回で終わります。大きくて神経まで到達している場合は、被せるまでに7~10回ぐらいはかかります。
故障した車や家電製品が何台も何個もあれば、修理の期間はかかります。みなさまが歯科医院に来られるとき、だいたい、虫歯は8本ぐらいあるのです。